最近は、一般的にも「身体を正しく使う」と言う言葉が
徐々に使われてきているように感じます。
でも一体
「身体を正しく使う」とか、
「筋肉を正しく使う」とか、
「正しいってなんなの?」
みたいな同じ質問受けるので、確認のため説明しておきますね。
全身に多くの筋肉がありますが、
筋肉にはそれぞれに必ず『役目』があります。
骨組みは、自動的には動かず、『筋肉の役目』によって動いています。
よく聞かれる関節。
骨組みも関節があるからこそ動くわけですが、
動く方向や角度、行かない方向などが概ね決まっています。
この動く方向や角度の調節も『筋肉が役目』を担っているわけです。
つまり、
筋肉の役目通りに筋肉を使うか使わないか、使わないかが、
正しく使う、使わないの示す意味なのです。
この『役目』は、ルール(原理原則)によってきめられているのです。
例えば、
僧帽筋(そうぼうきん)と言う頭を引き、首や肩、上背中を安定させる役割を持った筋肉で、
重たいものを上に持ち上げる違う使い方をするから肩が凝ります。
「身体を正しく使う」とは、
筋肉や身体の諸機関をルール通りに使っていることを示すのです。